ガンジーに学ぶリーダーシップ

リーダーシップは誰もが抱える、古くて永遠の命題だと思います。

そのリーダーシップについて参考になるレポートを読みました。
そのまま引用可能ということなので、引用の上ご披露いたします。

引用元は
システムコンサルタントが教える、スピードアップ・速攻仕事術
http://www.fast-work.com/

の吉川正弘様です。


では以下に
「ガンジーに学ぶ、インド独立、リーダーシップの真髄」
を展開いたします。

 

(以下引用文)

 


はじめに
こんにちは、吉川正弘 と申します。
最高のリーダーシップを学ぶためのヒントを、いくつかお伝えしたいと思います。

・・・・・・・・・・・

竹杖1本に、身にまとう古ぼけた白い布切れ、足は裸足。
持っているお金は、ほとんどゼロ。
こんな老人が、なぜ、インドという世界最大の民主主義国家を、イギリスから
独立させ、作ることができたのか。


・・・・・・彼の名は、ガンジー。
マハトマ(偉大なる魂)・ガンジーです。

――――――――――――――――


映画「ガンジー」を観ました。
私の参加したジェームススキナーの素晴らしいセミナー「成功の9ステップ」
で、ガンジーのリーダーシップについての話が結構あり、興味を持ったのです。
昔観たような気もしますが、今もう一度、映画を観てみよう!
ということで、188分(3時間超!)のこの大作を観てみました。
(第55回アカデミー賞 最優秀作品賞他 受賞作品です。)
いやー、非常に勉強になりました。(^.^)

「リーダーシップについて学んでやろう!」という思い(焦点)で観て
みると、リーダーに必要な資質、必要と思えることに、非常に気付かされるんです。

そこで、この小冊子では、私が学んだガンジーのリーダーシップの7つのポイント
について、解説をしていきたいと思います。

あなたが今後、リーダーシップを発揮していく上で、非常に参考になるのでは
ないかと思います。(^.^)


1.目標が明確であり、理解・共感しやすい

ガンジーは、
「インドの独立(インド人による自治)」を目標としました。
当時、インドを支配していたイギリスからの、インドの開放。
いくら働いても、労働者階級の富は、イギリスに「税」という形で吸い上げられ、
決して豊かになることはない。

インド人が裁かれるのは、イギリスが作った法律であり、インド人が従わなければ
ならないのも、イギリスが作った法律です。
例えば、インド人通行禁止といった道が、インドのいたるところにありました。
またインド人は、どんなお金持ちでも、1等の列車に乗ることはできません。
(白人である、イギリス人を不快にさせるので。。。)
どんな差別があろうとも、インドの人たちはそれに従わざるを得ませんでした。
そんな社会に憤りを感じたガンジー。
南アフリカで弁護士をやっていたのですが、インド人だということで、切符を
持っていた1等車両から放り出され、無人の寒い駅で1夜を過ごすことになった
のも大きなきっかけです。

ガンジーは、インドの独立のため、1人でも戦い抜く決心をしました。
そして人々に、事あるごとに、「インドの独立」を呼びかけたのです。

「インドの独立」

非常に分かりやすいですね。
イギリスから、インドをインド人の手に取り戻す。
この「インドの独立」という考えは、急速にインド中に受け入れられました。
この分かりやすい考え、そして、当時の人々に本当に願われていたこと、
これを目標にしたことが非常に大事です。
(勿論、イギリスとしては、インドは大事な植民地であるため、そう簡単に独立を許すわけはなく、ガンジーはその後何十年も、ものすごい困難を伴ったのでした。)


明確で共感できる目標を立て、その1つのことにのみ集中する。

これができれば、誰でもついてくると思いませんか?


会社の目標でも、ある部署の目標でも、グループの目標でも、個人の目標でも、シンプルで、かつ共感(納得)できるものが一番だと思います。
・売上2倍
・A社の売上高を抜く
・(コールセンターなら)初回電話での解決率10%アップ
・(グループで)採用提案件数1位
・(個人で)30歳で年収1千万!

・・・・・・・

さらに政治で言うと、

・故池田首相の「所得倍増計画」
・現在の小泉首相の「郵政民営化」

是非はともかく、ものすごく明快ですよね。
小泉首相が、「郵政民営化」を成し遂げたのも、それに1点集中し、
どんな困難があっても、絶対にあきらめなかったからでしょう。
「明確な目標こそが力」である。
とそう思います。


あと大事なこととして補足しておきますが、「数字」と「期限」を入れると目標としては非常にいいと思います。

数字なら、「2倍」「10%UP」「1千万」
期限なら、「今年中に」「任期中に」「生きている間に」

この数字と期限により、目標はより明快になります。

あと、読んで短い(シンプルな)ことも大切ですよね。

優れたリーダーは、周りを共感させる、シンプルな目標を作る名人だと思います。

勿論その目標を打ち出すには、考えて考え抜く必要がありますよね。
あなたが、会社、組織、グループ、そして家族、を率いているなら、あなたはリーダーです。
指導する後輩がいる場合もリーダーです。

あなたのリーダーとしての目標はなんでしょうか?

2.自分ではなく、信念や周りの人のために行動する

元々ガンジーの生まれは、召使が何人かいるような裕福な家庭でした。
また、父親はある国の宰相をしていたんです。
そしてガンジー自身も当時珍しかった、イギリスの大学を卒業した弁護士。

つまり、インド独立に立ち上がるまでは、一生を裕福に暮らすことに全く問題はなかったのです。
(余談ですが、当時のインドの慣習に沿って、13歳で結婚し、最終的には5人の子持ちです。)

しかしガンジーは、その裕福な暮らしを捨てて、全くの1庶民として、「何も持たない」生活を始めます。

ガンジーの信念では、「インドは貧しい一般の人たちのものであり、
彼らのことを本当に知るには、彼らの中で生活しなければならない」からです。

「インド独立」という目標のために、ガンジーはそれまでの生活を全て捨てました。
そして自分の一生を、インドのために捧げたのです。
ちなみにガンジーは、インドがイギリスから独立した時に、いかなる地位にもつかず、一庶民として貧しい暮らしを続けました。
だから、後にインドとパキスタンが争い、宗教的な理由から、誰もその争いに手を出せませんでした(争いをやめさせることはできませんでした)が、ガンジーの言うことだけは両国が聞き入れたのです。

「ポーズではないか」「格好付けてるだけ」という声もあるかもしれませんが、そんなものが、死ぬまで一生続くはずはありません。

ガンジーは、その一生を自分の信念のために、インドのために、貧しい人のために、使いきったのです。


―――――――――――――――――

そんな人に、付いていかないわけには行かないですよね。
ガンジーが本当に私利私欲を捨てていることが分かっていたからこそ、インドの人たちは彼の言うことを良く聞きましたし、イギリス人達は彼を排除しようと何度も画策しました。
私利私欲で動いている人であれば、寝返らせるのは簡単ですが、自分を捨てて信念で動いている人は、思い通りにできないからです。

目標達成のために、自分の苦労はいとわない、周りを良くするために、必死で働く。
そんな人こそが、リーダーとしてふさわしいと思います。

ガンジーほどには徹底できないかもしれませんが、「まず自分のため」ではなく、「目標のため」「周りのため」に動く。
そして、「目標」や「周りの人」に自分をうまく使ってもらう。

こうした考え方ですね。

ちなみに、ガンジーは、「一庶民の代表としてインドを独立させる」ことが望みだったと思います。
だから自分の願望を実現させたし、幸福だったのではないでしょうか?

目標達成のために、「自分の望み」を「本当に達成したいこと」に合わせる。
「自分の望み」を高いレベルに引き上げることができる。
こういうことができると良いですね。


私はガンジーのように世俗は捨てられないので、自分にも周りにも有益な目標を持ち、そのために動くようにしています!^^;


3.自分の年齢や地位にこだわらず、常に率先して行動する

ガンジーは、常に率先して行動します。
傷つくこと(や死ぬこと)、投獄されることを恐れませんでした。
おかげで、何十回も牢に入れられ、何回も暗殺されかかりました。
(最後には、本当に暗殺されてしまいました。)

例えばガンジーは、権利回復運動をした中で、デモ行進をしており、イギリスの
騎兵隊に突っ込まれたときも、決して先頭から逃げませんでした。
(馬郡が集団の先頭で急停止したために、踏み潰されずに済んでいます。)
また、イギリスの軍隊が見守り、銃を構えている中、インド人のみが携帯を
義務付けられていた身分証を、一番に焼いてしまいます。
(殺されこそしませんでしたが、当時の法律違反であるため、有罪となり、投獄されてしまいました。)


さらに、インド人が夜間通行禁止の道を、率先して歩き、見張りの警官に
問答無用で暴力を振るわれたりもしています。
本当にものすごい勇気です。

でも誰もガンジーに、
「インド独立のリーダーになって、率先して行動してくれ!」と
お願いや命令をしたわけではありません。

ガンジーが自分を自分でリーダーに任命したのです。

また、ガンジーには、例えば政治家としての資格なんかはありませんでしたし、
南アフリカで、インド人の投票権を取り上げるという法案の反対運動を提案し、
率先して動き始めたときは、24歳でした。

「なんとしてもやりたい!」という思いが、ガンジーを突き動かしたんだと
思いますし、そういう人には、年齢や経験、資格や地位は関係ないんだと思います。


もう一度、1~3のポイントを、(表現を変えて)挙げてみます。

1.リーダーの目標が明確であり、共感している
2.リーダーが私心を捨てて、信念や周りの人のために行動している
3.そしてリーダーが、危険をかえりみず、率先して行動している


「人は誰でも、大きなこと(プロジェクト)に参加したいものである」
と、ジェームススキナーさんに、成功の9ステップで教えてもらいました。

矢面に立って、自分たちのために行動してくれているリーダーを見たら、
誰でも「この人を守りたい!」「この人を助けたい!」って思うはずです。
こんなリーダーが大きな目標、夢を掲げていたら、思わず付いていきたくなりませんか?

だからあなたも、目標のために率先して行動してみてはいかがでしょうか?
私はリーダーの役目は、トラブルが起こりそうなところ、起こっているところに率先して駆けつけ、解決に当たることだと思います。
勿論、プロジェクトや目標が大きくなってくれば、全部の火消しをする、全てに率先して行動するのは不可能です。
だから数多くの問題の中でも、自分しかできないこと、最も効果が大きいことに集中するのが大事だと思います!
でも、常に

「自分が率先する」
「自分が厄介ごとを解決して、なんとしてでも目標を達成する」

といった意識で入れば、それはメンバーに伝わります。
また逆に、率先して行動している人こそが、リーダーになっていくのだと思います。
問題から逃げるのではなく、問題に自ら立ち向かう姿勢。
非常に必要な行動だと思います。


4.全てを自分の責任と受け止める、強烈な責任感を持つ

映画を観ていて、ガンジーの責任感に打たれましたー。(^^)
彼はインドの人たちに、こう告げたんです。

「イギリスの圧力に対して、暴力で対抗するのではない。
暴力を使うということにこそ抵抗してほしい。
暴力を振るわない勇気を持とう!」
つまり、無抵抗主義。
もちろん、イギリスの言うことを聞かない、という前提ですから、イギリスにいくら弾圧されても、武力では対抗しない。
何をされても、殺されても、無抵抗を貫く!というものすごい主張です。

そして彼は、率先してそれを実行し、暴力を振るわれたり、投獄を繰り返されたりしました。
ところが、あるインド人の集団が、イギリス兵を襲って殺してしまう!

という事件が起きます。
(家族・仲間がたくさん殴られたり、投獄されたり、殺されたりしていますから、機会があれば復讐してやろう! というのは自然な感情で、彼らが暴力的であったとはとても言えないと思います。)

そのときのガンジーには、彼らに対して怒りを表明する、彼らを見捨ててしまう、
という選択肢を取るのは簡単だったと思います。

でも、ガンジーは、自分の方針が受け入れられなかったのは、自分の責任だ!
という態度を表明しました。
そして、インド中の暴力による抵抗活動がなくなるまで、責任を取って断食をする! という宣言をしたのです。
ガンジーを父と慕うインドの人たちは、びっくりして、ガンジーに何か食べてくれるよう、必死になって頼むのですが、ガンジーは
頑なに拒み続けます。

誰がどう頼んでも、態度を変えませんでした。

衆人が見守るなか、どんどんやせ衰えていくガンジー。
それでとうとう、インド中の抵抗活動は止み、ガンジーの伝えたように、
インド中に「不服従、無抵抗」の運動が広がっていくことになったのです。
戦略的にみて、「不服従、無抵抗」は非常に正しく、効果的でした。
世界中の非難を浴びたイギリスは、インドの独立を認めざるを得ませんでした。

・・・・・・・・


凄くないですか?

「インド人が起こしたことは全て自分の責任だ」
こう言えるだけではなく、命を掛けて責任を取れる人が一体どれくらいいるでしょう?

その後、インド、パキスタンがイギリスから独立します。
(この2国はインドがヒンズー教、パキスタンがイスラム教(回教)という宗教上の理由で分かれて独立しました。)

前にも出てきましたが、その2国で、殺し合いの事態が起きました。
宗教上の対立、そして、土地の争いからです。
ガンジーはこのときにも、断食によってその争いを止めています。

「私は、ヒンズー教徒であり、回教徒であり、仏教徒であり、キリスト教徒だ!」
と言って、、、、

つまり、「我々は同じ民族、同じ仲間なんだ!」ということが言いたかったん
ですね。

その争いが止んだのは、餓死の手前でした。。。
リーダーとして選ばれる人、それは強烈な責任感を持っている人です。
他人が設定したような甘い基準ではなく、自分に自らが課した厳しい基準。

他の人から見たら、
「何もそこまで責任を取らなくても」
「それはあなたのせいではない」
「それはしょうがないですよ」
そう見えるものを、自分のものと言い切る、そういった責任感です。
自分がプロジェクトを進めていく上で、起きたことは全て自分で責任を取る。
たとえ、メンバーが起こしたこと、得意先が起こしたこと、ライバルが起こしたこと、環境が引き起こしたことであっても、その事態を予見し、手を打てなかった自分の至らなさを、率直に認め、責任を取る。
こういった潔い態度を持っている人がいたら、、、、
(毎回言っていますが ^^;)

本当に付いていきたいですよね!!

つまるところ、自分でどれだけのものを背負えるか、自分の器がどれだけ大きいか、なんだと思います。
自己の責任範囲を拡大することで、自分が大きく成長できる。

これは間違いない事実です。
ガンジーほどではないですが、私も(自分の範囲を超えた)責任感を持って行きたいと思います。

あなたは、何について、
「これは自分の責任だ!だから責任を取って○○する!」
と言えるでしょうか?


5.現場を自分の目で見る

ガンジーは、南アフリカで20年近くインド人の地位向上のための運動を
していたのですが、インド本国に戻ることになりました。
そして、インドをイギリスから独立するための運動を開始するのですが、
その前にガンジーがやったこと。
それは、最も安い3等列車に乗って、数ヶ月かけて国中を旅すること。
そしてそこで出会う人たちの現状を見て、対話し、本当に何に困っているのかを把握しようとしました。

この行動こそが、ガンジーを、
「貧しい国民の代弁者、貧困を追放する代表者」にしたのだと思います。
「あそこの地方は税も厳しく、人々は非常に貧しいと聞いている」というのと、

「あそこの地方に行って、何十人もの人に会ってきた。誰もがやせこけていて、家に家具はろくになく、耕す土地は取り上げられており、その日の食べ物にも困っている。しわだらけの老人が私の手を取って、涙ながらに訴えたんだ」
というのでは、全く説得力が違ってくると思いませんか。

誰かに聞いた、というフィルターを通さず、自分で得た一次情報、これは強いですよ。

そして何千人もの貧しい国民と直接対話することによって、
「なんとしてもインドを我々の手に取り戻さなければならない」
という使命感、モチベーションを持つことができたのだと思います。


本で読んだり、人伝えで話を聞くのも良いですが、現場・そして当事者にこそ本当に重要な情報があります。
実際に物事が行っている現場に行って見る、キーマンと直接話しに行く。
これが大事ですね。


ガンジーはいつも、貧しい人たちと一緒に暮らしていました。
そして多くの対話を、その人たちとしていたのです。

―――――――――――

私は別に皆さんに、国中を旅行しろといっているわけではありません。^^;
「自分から」動いて、一次情報を取るような行動を増やしたらいかがでしょうか?
ということが言いたいんですね。

私は、ブログの昔の記事で「優秀なマネジャーはフラフラ歩く」というのを書いたことがあります。
(ここです)
http://www.fast-work.com/2005/10/10_working_good_manager.html
まさにO課長も、ふらふら出歩いて、現場の話を聞くことで、報告には上がって
こない、様々な情報を収集していたんだと思います。

まずは皆さんも、何か不明点があれば、直接一番詳しい人に聞いてみる、
(隣の部署の人でも!)
といったことから始めてみてはいかがでしょうか?


6.いつも人懐こい笑顔、ユーモア、明るい雰囲気を持つ

ガンジーはイギリス本国に行き、議会で演説し、織物工場の人たちにインドの職人の現実を伝え、人々にインドの貧しさを訴えました。
しかしその時、ガンジーは卑屈な態度を取っていたわけではなく、堂々とした態度、そしていつも礼儀正しく、明るい態度だったと言います。
ガンジーの笑顔は屈託がなく(たしかに映画では良い顔で笑っていました。(^.^)
イギリス人も非常に魅了されています。

ある本によると、ガンジーは、実に良く笑う、ユーモアたっぷりで愉快で、人なつこい、親しみやすい人物だったそうです。
意外じゃないですか?

ガンジーってなんとなく、「聖人」で気難しそうな印象がありますからね。
(私もそうでした。)
でも多くの人を巻き込んでいくためにも、ガンジーの態度は本当に重要だったと思います。

「人は楽しそうな人に付いていく」という習性があります。
誰だって、いつも怒っていて、気難しくて怖そうな人と一緒にいるよりは、楽しくて快活で、いつも笑っている人と一緒にいたい。
ガンジーは、非常に人間的に大きな、一緒にいて安心するオーラをまとっていたんだと思います。

そしてそれは、徹底したプラス思考、楽観主義から来ているのではないかと思うんですね。
ガンジーの置かれた状況、そしてインドの、「世界を席巻しているイギリス政府による支配」という状況を考えると、ずっと明るい顔をしているのは難しかったと思います。

ガンジーは信仰や祈りにより、本当の心の強さ、非難や不運な境遇により、くじけそうになる自分の心に常に勝つ!という、ことにチャレンジしていたのではないでしょうか?


リーダーとしては、どんなに苦しいときにでも、
「大丈夫!何とかなる」といった雰囲気、さらに
「さあ、やってやるぞ!」という雰囲気をかもし出す必要があるんです。

不安になったとき、周りの人は必ずリーダーの顔を見ますからね。
そこで、自分も「もうだめだ」という顔をしていたのでは、どうしても
「負けの雰囲気」が出てきてしまいます。
苦しいときにこそ笑う、そしていつも明るく楽しく「する」。
(意識的に「する」のが大事。)
これができるのがリーダーの資質だと思います。
(難しいですねー。^^;)


私も、ガンジーに比べたら全く大したことはないのですが、仕事がいくら詰まっていても、
「いやー、何とかなりますよ」
「勉強になってます!」
「そんなに時間がないこともないですよー」
なんて明るく答えるのを習慣にしています。

その効果か、多くの重要な仕事を任されるようになりました。

皆さんも、苦しいときにこそ、笑ってみてはいかがでしょうか?


7.戦略的に、効果的に活動する

最後の7つ目はこれです。

ガンジーはインド解放運動の中で、「塩の行進」と呼ばれる運動をしました。
海まで数十日かけて歩いて行き、そこで塩を採る、というものです。
・・・・・・やせっぽっちの老人が、海まで歩いていって塩を作る。

たったそれだけのことです。

イギリスは、それを「小さいこと」として黙殺しました。
特に大きな意味を持たせなかったんですね。

しかしガンジーには、周到な計算がありました。
当時塩は、イギリスがその製造権を独占していたのです。
つまり人間にとって不可欠の塩を手に入れようとするなら、イギリスから買うしか方法はないのであり、塩を製造するのは違法でした。
ガンジーが数十日かけて海まで歩いていく間に、彼に従う民衆の数は、数千人にも達しました。
そして、彼が海に到着して、塩を採った時から、インド中で塩を製造する
運動が巻き起こったのです。

イギリス政府は製造者を必死で逮捕し、その数は数万人にも及びました。
全てはガンジーの、「インド人の手で塩を作る」という行動から生み出されたことです。

大量の逮捕でも運動は止まらず、インド開放の大きな力となった「塩の行進」
ガンジーには、この結末が見えていたのではないでしょうか?
リーダーとなる人間には「先を見通す目」「戦略的に動く力」が必要になってきます。
ガンジーの取った「無抵抗だが決してイギリスには屈しない」という主義も世界中を味方に付ける、という意味で非常に効果的でした。

(結果としてですが)当時のインドのためには、これが最も良い独立運動だったのだと思います。

効果の小さい行動を取っていても、物事は大きく進展しませんよね。

ガンジーは、自分の言動が、
周りをどのように動かし、
インド国民に何が伝わり、
イギリス政府に取っての意味は何であるか、 そして、
世界にどのように映るか
ということを常に、非常に綿密に考えていたのだと思います。

そして効果的な運動を広げ、結果を出しました。

結果を出せるよう、戦略的に動ける視野を持った人でないと、最終的に付いてきた人たちにも迷惑をかけてしまうことになります。


リーダーは皆を率いてガンガン進んでいく一方、どのように物事を収束させるか、落としどころはどこか、今やっていることは本当に効果があるのか、なんかを冷静に読んでおく必要があるのです。

最終的に「インド独立」という偉業を成し遂げたガンジーは、本当に凄い戦略家だったと思います。


―――――――――――――――――


最後に、今までの7つをまとめておきますね。

1.目標が明確であり、理解・共感しやすい

2.自分ではなく、信念や周りの人のために行動する

3.自分の年齢や地位にこだわらず、常に率先して行動する

4.全てを自分の責任と受け止める、強烈な責任感を持つ

5.現場を自分の目で見る

6.いつも人懐こい笑顔、ユーモア、明るい雰囲気を持つ

7.戦略的に、効果的に活動する


これだけ備わっていれば、本当に必要があれば、世界的なリーダーにだってなれるのではないでしょうか?

私もこの学びを元に、リーダーシップを身に付けるため、これから精進していこうと思います。


映画「ガンジー」は本当に勉強になります。

「リーダーシップを学ぶ」という目的で観ると、本当に気付きが多いと思いますよ。

長いですが、是非、観てみてください。
また、ガンジーに興味が出てきた方、ネットや本なんかで色々調べてみてくださいね。

――――――――――――――――――――

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか?
この記事が、あなたのリーダーシップを高めるために、少しでも役立つのであれば、本当に嬉しいです。
お付き合い、ありがとうございました。(^.^)/
よろしければご感想などいただけると、とっても嬉しいです。
メールアドレス

それでは、また、どこかでお会いしましょう!

―――――――――――――――――――――――――


この記事は

システムコンサルタントが教える、スピードアップ・速攻仕事術
http://www.fast-work.com/
吉川様のレポートからからそのまま引用させていただきました。


また、他にも好評無料レポートがありますので、まだお読みでなければどうぞ。

「11歳の金髪少女に学ぶコミュニケーションの極意」
http://edu.1muryoureport.com/catalog/product_info.php?products_id=203

「これはできてる?上司の信頼を2倍にする職場コミュニケーション7つの仕事術」
http://edu.1muryoureport.com/catalog/product_info.php?products_id=49015

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良い読後感でした。(菅野)

2007年01月07日|コメント (2)トラックバック (1)

カテゴリー:読書からの気付き, カテゴリー:面白い発見

コメント (2)

トラックバックありがとうございます。

ガンジーのリーダー論、興味深く読ませていただきました。

私にとっての良いリーダーとは、部下の行動の責任を取る人物です。
例え自分が全くあずかり知らぬ事でも責任を取るのが、信頼されるリーダーなのではないかと考えます。

投稿者:ジュン |2007年03月06日 17:35

TBありがとうございます!

ガンジー、人間として立派な方だと思います。
思っていても行動するのは難しいですから・・

求められる能力にはいろいろありますが、そのひとつがリーダーシップなんでしょうね!

投稿者:まりこ |2007年03月09日 14:26

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ガンジーのリーダー論、興味深く読ませていただきました。 私にとっての良いリーダーとは、部下の行動の責任を取る人物です。 近頃の社会問題では、現場がやった...[詳しくはこちら]

トラックバック時刻:2007年03月06日 17:26

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